当院の新型コロナ感染対策について 2020.4.24(第2弾)

当院の新型コロナ感染対策について 2020.4.24(第2弾)

歯科医院は感染リスクが高いため、当院では次のような対策を取っています(今後の予定も含む)何かとご不便をおかけいたしますが、何卒ご協力の程よろしくお願いします。

歯科医院にあるリスクとそれに対する当院の対応/対策

1不特定多数の方が来院されることによるリスク

〇発熱、海外渡航、感染拡大地域滞在者などの診察自粛要請(体温測定ならびに問診実施)
〇来られた時、帰られる時のアルコール手指消毒
〇待合室ソファー、トイレ、玄関、スリッパなど毎日数回の消毒清拭
〇おもちゃ・絵本・雑誌類の全撤去
〇窓やドアの開放/換気(今の季節はほぼ1日中開放状態)
〇待合室での混雑の解消(診療人数制限・処置制限による時間短縮・混雑する時は分散着座のお願いなど)⇒近日中に車での待機もお願いの予定です
〇成人診療時の託児を原則中止予定(小児部は兄弟付き添い自粛を要請)
〇診察台・診察器具などの患者さん毎の消毒(従来より)
                                  など

2口の中に器具を入れることによるリスク

〇使われた器具の高温高圧機器もしくは滅菌ガスによる滅菌(従来より)
〇可能な範囲で使い捨て器具を使い、できないものについてはアルコールによる消毒(従来より)
〇歯を削る道具(タービン・コントラハンドピース)などは、患者さん毎の交換並びに高温高圧機器による滅菌(従来より)
 タービン:キーンという音のする器械で高速で回転し歯を削る(エアロゾルを巻き上げてしまいます)
 コントラハンドピース:ころころと低速で回転する器械で汚れを取り除く(エアロゾルを巻き上げない)
                                  など

3口の中でエアロゾル(細かな粒子)を巻き上げてしまうタービンやスケーラーを操作する事による、隣の方への感染リスク(使用している患者さんが無症状感染者だった場合)

〇治療時⇒口腔外吸引器を使用しエアロゾルを可能な限り吸い出す
〇メンテナンス時⇒エアロゾルを巻き上げる器械(超音波スケーラー)を使用中止にしています
〇メンテナンス時⇒近日中にメンテコーナーにも口腔外吸引器の設置工事を計画しています
(7~8月)
〇治療とメンテナンスの分離⇒6月1日から、治療とメンテナンスの患者さんの完全分離 (診療日の区分け)を予定しています
 ・タービンを使用しないといけない方⇒水曜日のみに予約を入れさせて頂く予定です
 ・メンテナンスの患者さん⇒水曜日以外の曜日に予約
 メンテナンス日にどうしてもしないといけない緊急(救急)治療⇒治療チェアをカーテンなどで囲んで行います(5月~実施予定)

4私たち医療従事者が感染してしまい、私たちから患者さんに感染させてしまうリスク   (私たちの感染対策)

〇マスク、ゴーグル(今後、フェイスシールド使用検討)の使用
〇治療時の防護衣(かっぽうぎで代用)の使用(5月末実施予定)
〇ユニフォームの毎日の殺菌消毒洗濯の強化
〇毎朝の検温(37.5以上の熱のある者は帰宅を命じる)
〇感染拡大地域へ行った社員の2週間の自宅待機命令
〇日常生活での不要不急な外出の自粛
                                 など