当院の新型コロナ感染対策について 2020.7.1
当院の新型コロナ感染対策について 2020.7.1
歯科医院は感染リスクが高いため、当院では次のような対策を取っています。何かとご不便をおかけいたしますが、何卒ご協力の程よろしくお願いします。
歯科医院にあるリスクとそれに対する当院の対応/対策
1不特定多数の方が来院されることによるリスク
○発熱、海外渡航、感染拡大地域滞在者などの診察自粛要請(体温測定ならびに問診実施)
○来られた時、帰られる時のアルコール手指消毒ならびに院内でのマスク着用要請
○待合室ソファー、トイレ、玄関、スリッパなど毎日数回の消毒清拭
バイオサニタイザーⅡ(バイオトロール)という製品を使っています(FDAなど国際機関多数承認済)
即効的な除菌効果(99.999%死滅)はもちろんのこと、数日~数週間除菌効果が持続します
○おもちゃ・絵本・雑誌類の全撤去
○窓やドアの開放/換気(1日中開放)&換気扇を強力なものに付け替え、3000㎥/時以上を確保(厚生省コロナ基準:50人滞在時1500㎥/時)
○待合室での混雑の解消(診療人数制限・処置制限による時間短縮・混雑する時は分散着座のお願いなど)⇒呼び出し器を使いお車でお待ちいただくこともあります(お車での待機希望があればお申し出ください)
○成人診療時の託児を原則中止(小児部は兄弟付き添い自粛を要請)
○診察台・診察器具などの患者さん毎の消毒(従来より) など
2口の中に器具を入れることによるリスク
○使われた器具の高温高圧機器もしくは滅菌ガスによる滅菌(従来より)
○可能な範囲で使い捨て器具を使い、できないものについてはアルコールによる消毒(従来より)
○歯を削る道具(タービン・コントラハンドピース)などは、患者さん毎の交換並びに高温高圧機器による滅菌(従来より)
タービン:キーンという音のする器械で高速で回転し歯を削る(エアロゾルを巻き上げてしまいます)
コントラハンドピース:ころころと低速で回転する器械で汚れを取り除く(エアロゾルを巻き上げない) など
3口の中でエアロゾル(細かな粒子)を巻き上げてしまうタービンや超音波スケーラーを操作する事による、隣の方への感染リスク(万が一患者さんが無症状感染者だった場合)
○換気の徹底(1日中窓の開放しています)ならびに換気扇を1日中稼働
○治療時⇒口腔外吸引器を使用しエアロゾルを可能な限り吸い出す
○メンテナンス時⇒メンテ用チェアにも全台口腔外吸引器の設置しました(7月~)
○治療とメンテナンスの分離⇒6月より、治療とメンテナンスの患者さんの完全分離(診療日の区分け)を実施しています
・タービンを使用しないといけない方⇒水曜日のみの予約
・メンテナンスの患者さん⇒水曜日以外の曜日に予約
メンテナンス日にどうしてもしないといけない緊急(救急)治療は⇒治療エリアをカーテンなどで囲んで行います など
4私たち医療従事者が感染してしまい、私たちから患者さんに感染させてしまうリスク (私たちの感染対策)
○マスク、ゴーグルのほか、適宜フェイスシールド、ヘッドキャップの使用
○手袋の着用(従来より)
○食事時の分散着座ならびに朝礼、会議時のソーシャルディスタンス確保のため無線機能の活用
○フロントならびに事務作業エリアへのビニールカーテンやアクリル衝立盤の設置
○全社員ユニフォーム全ての毎日の殺菌消毒と洗濯(家への持ち帰り禁止)
○毎朝の検温(37.5以上の熱のある者は帰宅を命じる)
○感染拡大地域へ行った社員の2週間の自宅待機命令 など